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一緒に学ぼう!「絞りと被写界深度」 [デジカメ撮影]

まず、被写界深度とは?

被写界深度とは、ピントを合わせた位置の前後にどれくらいピントがあって見えるか、その範囲や深さの事をいい、広い範囲にピントがあっている状態を被写界深度が深い、逆に狭い範囲にしかピントが合わない状態を被写界深度が浅いといいます。

では、「絞り」について説明していきましょう。

「露出」のところでもありましたように、「絞り」とは露出を決める3つの要素のうちの一つで一眼の場合はレンズの中にあります。

「絞り」は開口部の口径比に応じて絞り値=F値がきめられており、数字が小さいほど開口部が大きくなり、「絞りを開ける」といい、数字が大きいほど開口部が小さくなり、「絞りを絞る」といいます。絞りを開けるとレンズから入る光の量が多くなり、絞ると少なくなります。F値は1・1.4・2・2.8・4・5.6・8~のように段階があり、この1ステップの事を「1段」といい、1段開けると撮像素子に届く光の量は2倍に、1段絞ると撮像素子に届く光の量は1/2に変化していきます。


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絞り」の持つ露出を決める以外の役割
F値が小さくなると被写界深度が浅くなり、ピントを合わせた位置の前後がピンボケしやすくなり、またF値が大きくなると被写界深度が深くなり、ピントの合う範囲が広くなります。
この特性を撮影に活かすとするとマクロ撮影のようなクローズアップ写真を撮る時はF値を小さくすることにより被写体の前後がボケて被写体を強調することが出来ます。
風景写真のようにワイド撮影する時や逆光の時などはF値を大きくすることで写真全体を引き締めシャープに表現することが出来ます。

また、レンズの性能を表す時にF値を使用してありますが、この場合もF値が小さいものが明るいレンズということになります。

「絞りと被写界深度」の関係は写真作りにおいて重要なのでしっかり覚えておきましょう。

では、本日はこのへんで(^_^)/

次回は「シャッター速度」についてお話しします。

お楽しみに~


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